みーつー先生のブログ

ギター、ウクレレのインストラクター、行動心理士の肩書きを持つシンジョウミツアキ(みーつー先生)による音楽ブログ。

【超初心者のギターのはじめ方のすすめ】

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こんにちは。

 

よく質問を受けるのですが、ギターを始めるときの疑問・不安のひとつとして『なにから始めればいいのかわからない』

というのがあるようです。

 

ギターを始める際に何から始めていけば良いのでしょうか?

手に入れたらどんな順番で練習などを進めていけば良いのでしょうか?

 

今日はギターの練習についてお話ししていきたいと思います。

 

もくじ

 

 

ギターを購入しよう

まずは、ここからですね!どんなギターを購入した方がいいのか気になりますよね。私の生徒さん達も最初は「買ってきたのですが、これで大丈夫ですか?」と不安になっている方もいらっしゃいます。

 

私がいつも生徒さんにアドバイスしているギター選びのポイントとしては、基本的には何を選んでもらっても構わないのですが。

 

  • アコースティックギターの場合は大き過ぎるギターは選ばない。(特に女性の場合はギターが大きいと抱えるのも一苦労しますし、長時間弾いてると疲れてきてしまいます。)
  • ブリッジが剥がれていないものを選ぶ
  • 出来れば購入時に1番細い弦の種類(エクストラライトゲージ)に張り替えてもらう

 

ギターの見た目もギターを弾き続けていく上で大切なのでご自身が弾いていたいなと思うものを選ぶのがいいでしょう。

 

楽器の事について知ろう

まず、初めにギターの事について学びましょう。

ギターは大まかに3つの部分に分けることができます。

 

弦が6本張られていて、1番太い弦から順番に6弦、5弦、4弦、3弦、2弦、1弦と呼ばれること、

1番大きな面積を取っている胴の事をボディ、弦が通っている棒状の細長い木の事をネック、弦がくるくる巻いてあるヘッド、などの各部の名称などを覚えましょう。

 

チューニングをしよう

次にチューニングです。

チューニングは6本ある弦をそれぞれ決まった音に合わせていきます。

 

6弦→E (ミ)

5弦→A (ラ)

4弦→D (レ)

3弦→G (ソ)

2弦→B (シ)

1弦→E (ミ)

 

上記が一般的に使われているレギュラーチューニングと呼ばれるチューニング方法です。

 

私たちが普段ドレミファソラシドと親しみのある音階の呼び方ですが、実はイタリア表記になっています。

 

ギターで主に使っていくのは英語表記である、

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドC・D・E・F・G・A・B・C

 

ギターを弾いていく上でとても大切になってくるので、ぜひ覚えておいてくださいね♪

 

とても簡単なことからはじめてみよう

まずは右手でギターを『じゃ~ん♪』や『じゃんじゃんじゃん♪』などと鳴らしてみて下さい。どんな弾き方でも構いませんのでw

 

ここでは『音が鳴った~♫』という感動を味わって欲しいです!

この感動が大切なので、練習では小さな感動の積み重ねを大事にしてきましょう。

 

左手の押さえ方も徐々に練習していくのですが、コードも一気に全部を押さえてしまうのでは無く、1本ずつ指を追加していくやり方の方が遠回りのようですが結果的には効率が良いですよ。

 

ハッピーバースデーなどや童謡がおすすめ 

はじめの練習曲は『ハッピーバースデー』や『海』などの童謡がおすすめですよ。

巷で流行っているポップスなどはコードの移動が複雑になったりしているので、いきなりやるのは大変かなといった印象を受けます。

 

弾けるコードが C Am Em G Dm (F)

 

5つくらいまで増えたら他の曲に取り組んでいくような感じにするといいと思います。

 

Fコードは気長に取り組もう!弾けるようになったら無敵です!

Fというコードはギターを始めた初心者の方たちにとっては最大の壁でもあります。

左手の人差し指を伸ばした状態で押さえるセーハ(バレー)という独特な動きが弾けない人を悩ませる種でもあります。

 

私自身、このFコードがなんとなく鳴るのに2か月ほど掛かりましたので、初心者の方の気持ちがよくわかります(泣)

 

プロにしか鳴らせないコードなんだなと思っていましたから(笑)

 

ある日突然なるようになったんです。不思議です。

 

そこからは弾ける曲が数倍に膨れ上がりました。世の中の楽曲にはほとんどFコードのようなセーハと呼ばれる動きが使われていますので。

 

現在、講師として教える立場になってからは押さえるコツなども知っていますので、生徒さんで最短で30分ではFコードを鳴らせるようになってます。(←あの頃の自分にコツを教えてあげたかった)

 

押さえ方のコツはありますが、身体の使い方でもありますのでそれに慣れるまでが時間が掛かったりしますので、Fコードは気長に取り組んでみてください。

 

好きなアーティストの動画や曲を聴いてモチベーションを維持しよう

毎日練習を続けていくと、やはり少し気分が乗らなかったり、指が痛くて弾けなくなったりとモチベーションが上がらない日もあると思います。そんな日は好きなアーティス

トの動画を観たり、曲を聴いたりして気分転換しましょう。

 

ギターを始めると全員に共通するのがギター弾いてる人を観てしまうというものです。

「音楽番組でもギタリストが気になってしまいます」という生徒さんも多いです(笑)

 

どんな風に弾いているのか、興味を持つことはとても大切なことなので是非いろんな演奏映像を観て弾き方をマネしてみて下さい。

 

人前で弾いてみよう

一人で練習するのも楽しいですが、曲が弾けるようになったら人前でギターを弾いてみることにも挑戦してほしいなと思います。

ハッピーバースデーを大切な人の誕生日に弾いてあげるなど、きっと喜ばれると思いますよ。

 

最近はYouTubeなどで演奏動画を投稿する人も増えてきていますので、動画投稿サイトを使うのもひとつの方法かなと思います。

手元だけをせば顔バレしないですから大丈夫ですよ(笑)

 

人前で演奏すると自然に音楽仲間が増えてきます、仲間が増えると一緒に演奏するチャンスも出きますし、自分以外の誰かと演奏するのは楽しいですよ♪

 

毎日弾き続けていこう

ギターは弾き続けていれば、必ず弾けるようになります。

なので、これを読んでいる、あなたには諦めないで弾き続けてほしいなと思います。

 

毎日、5分でいいのでギターに触れてあげて下さい。

 

続けていくと、あなたの人生はココロ豊かなより良い人生になっていることでしょう。

 

さいごに

今回はギターを始めてみたいけど、どうやっていいのか分からない人のために。

練習をどうやって進めていったらいいのか分からない人のためにお話してみました。

 

このお話が何かの参考になれば、幸いです。

 

それでは今日はこの辺で。