みーつー先生のブログ

ギター、ウクレレのインストラクター、行動心理士の肩書きを持つシンジョウミツアキ(みーつー先生)による音楽ブログ。

【コンパクトエフェクターとマルチエフェクターの違いについて】

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ギターを始めたとき、ぶち当たる言葉『エフェクター

 

ん?

 

ナニ?

 

えふぇくたー?

 

でも怖がらなくても大丈夫です。

 

エフェクターとは?

 

エフェクターとは簡単に説明すると、音を変える機械のことです。

 

よく音楽番組やライブ演奏でギターの人の足元にあるずらーっと並んだ機械たちを見たことありませんか?

 

まさにそれです!!

 

ギタリストたちは様々なそのエフェクターを駆使して音楽を表現しているのですね。

 

そして、エフェクターにも2種類ありまして『コンパクトエフェクター』と『マルチエフェクターです』

 

大雑把に言うと、コンパクトエフェクターは基本的には1種類の音しか出せないのですが、マルチエフェクターは数十種類、もしくは数百種類の音が出せる機械になります。

 

『ギュイーン♪』と情熱的なロックな音を出したり、『キラキラキラ~♫』と心癒される綺麗な音を出したりと、エフェクターの役割って大きいのです。

 

エフェクターの歴史は

エフェクターっていつから登場したのでしょう?

ウィキペディアによると、

 

1960年代頃のギタリストは大音量を求めていく中で歪みサウンドを発見し、アンプの設定をフルアップにすることによって、歪みサウンドを得ていた。しかしそれではあまり歪み効果を得ることが出来なかった。そんな中、1966年に Fuzz Face というのちのファズ・エフェクターにつながる製品が発表された。このエフェクターは、ジミ・ヘンドリックスリッチー・ブラックモアジェフ・ベックなどの名だたるギタリストが愛用した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

エレキギターの歴史自体が浅いこともあって、そんなに大昔では無いのですが。

 

当初ギターを弾いていた人たちが、この歪んだ音がカッコいいって思える感性

が凄いなって思います(笑)

 

そんなこんなで歪み系のエフェクターが発売されるようになっていくわけですね。

現在も膨大な数の歪み系エフェクターが市場に出回っています。

 

どんなエフェクターがあるの?

では、エフェクターってどんなものがあるのでしょうか?コンパクトエフェクターの紹介と一緒に見ていきましょう!

 

オーバードライブ

オーバードライブは言葉の通りアンプを目いっぱい上げた時に得られる歪みの効果をコンパクトエフェクターで再現したのものです。

そのナチュラルな歪みの音色はロック系の楽曲からポップスまで幅広く活躍しています。

 

その代表格と言えば、BOSSのODシリーズですね。

1977年に発売されたOD-1はそのナチュラルなサウンドで世界的なベストセラーになりました。現在は最新機種のOD-1Xになっています。

初号機のOD-1は 高値で取引されています。

 

ディストーション

オーバードライブよりもきめ細かい歪みが特徴です。

ハードロックやへヴィメタルなどの音楽に相性バツグンです。

 

 

その他のエフェクター

コーラス

コーラスとはうねりを出して、音を表現するエフェクターです。キラキラしたサウンドが特徴的です。

 

 
フェイザー

フェイザーもうねり系のエフェクターです。しゅわしゅわとしたサウンドが特徴的でいわゆるカッティングという奏法で使われるのが定番です。

 
上にあげたものがコンパクトエフェクターと言います。
 
それがほぼすべて集約されているのがマルチエフェクターという訳なのです!
 

マルチエフェクターはどんなものがあるの?

Line HELIX

出来ないことは無いんじゃないかというくらいのマルチエフェクターです笑

ありとあらゆる様々なエフェクターも入っており、さらにレコーディングにも対応出来る音質クオリティーでプロの愛用者も多い機器です。

 

 
KEMPER PROFILER HEAD

まるちエフェクターとは少し違いますが、こちらはギターアンプのプロファイリング技術によりリアリティを突き詰めた究極のマルチエフェクターです。Line6 HELIXに比べるとエフェクターの数は限定されてしまいますが、それ以上にギターアンプの音が素晴らしいので多くのプロギタリストも愛用され、幅広い音楽現場で使われています。

 
 

まとめ

今回はコンパクトエフェクターとマルチエフェクターについてお話しました。

近年は技術の進歩が目覚ましく、益々ギターを弾くのが楽しくなってきますね!

マルチエフェクターに関してはプリセットをそのまま使用するだけでも、プロの音色でギターを楽しめるのでいい時代になったものです。

今回のお話がみなさまのお役に立てることを願って。