みーつー先生のブログ

ギター、ウクレレのインストラクター、行動心理士の肩書きを持つシンジョウミツアキ(みーつー先生)による音楽ブログ。

【腱鞘炎にならないための予防のボディマッピング】

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『手首が痛くなってしまった』

 

『なんだか手の調子が最近おかしいんだよな』

 

そんな悩みを持ったことがある人も多いと思います。

 

ボディマッピング、うまく出来てますか⁉️

 

ボディマップという言葉を知っていますか⁉️

 

ボディマップは文字通り身体の地図という意味で、ボディマッピングは身体の地図を書いていく作業のことです。

 

現代社会に暮らしている私たちは気付かない内に無理な身体の使い方をしていることがあります。

座る動作だったり、パソコンに向かって作業をしたり、荷物を持ったりと日常生活で様々な動作。

 

身体を機能的にうまく使えないと身体に無理な負担を掛けていることになり、それが故障の原因になります。

 

今日は腱鞘炎にならないための予防とボディマッピングについてお話したいと思います。

 

 

【親指をマッピングしていませんか⁉️】

腕を回す時に手の下に向ける動きの『回内(かいない)』、手のひらを天井に向ける動き『回外(かいがい)』と呼ばれる腕の動きがあります。

 

手のひらから繋がっている全腕骨には橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)と呼ばれる2つの骨があり、手をクルッと回転させる動きは橈骨と尺骨が交差するような動きになる事によって行われます。

 

しかし、この回内と回外の動きをする時に、親指を軸に動かすようなマッピングにしていると身体の構造上、無理な動きになり手に負担が掛かります。

 

 

【小指をマッピングしよう】

今度は小指でマッピングしてみましょう❗️

 

不思議なことに親指でマッピングしていた時よりもクルーッと回転しやすくなっていると思います。これは腕の骨は小指側に繋がっているせいですね。機能的に手が使えていると言うことになります。

 

ギターでいう、チョーキングの動作の時もこれを応用して親指では無く、小指でマッピングする事が出来ればスムーズに弦を持ち上げる事が可能になってくるでしょうし、ベースのスラップ演奏の際にも右手は小指でマッピングし滑らかな演奏が可能になるでしょう。

 

 

【まとめ】

改めて身体の構造を理解して楽器に触れてみると、またいつもと違った動きになり面白いですよね♪

怪我の予防にも繋がりますし、間違った身体の使い方で練習を続けると上達の妨げにもなりかねません。

 

親指側でマッピングするのでは無く、小指側でマッピングする事によって腱鞘炎のリスクを回避する事が出来ます。ぜひ、試してみてくださいね♫

 

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